杜氏の故郷・広島県安芸津町　5

　上の左は安芸津の駅前の商店街
　町歩きをしていると二つの物が
　目につきました。一つは右上の
　木の案内板。　　　　　　
　案内板だけでなく表札にも木に
　白のペンキが使われています。

　役所の仕事かと思ったんですが違いました。
　駅前の喫茶店のママによると商店街の、特
　に熱心な二人の方が中心になっていて、こ
　の木は酒樽。よく見ると曲線になっている
　とのこと。もしかすると、と思って町歩き
　で気になった二つめの事を聞いてみた。
　「もしかすると、電飾も商店街が？」
　「ええ。それも二人のアイデアで。一所懸
　　命されているが景気が悪くて気の毒なぐ
　　らいで。」
　南ストアーなど店の軒先や神社の注連縄に
　まで電飾がされているのを見て、あまり頂
　けないなと思っていたのだが、そんな事は
　言えなくなった。どこも景気は悪く、かと
　言って町起こしに成功して儲かっていると
　いう商店街もあまり聞かない。ここで何も
　しなければジリ貧だろうから、元気を出し
　　　　　　　　　　　　　　　 て何かやってみることしかないのではない
　　　　　　　　　　　　　　　 か、と町づくりのお手伝いをしている地域
　　　　　　　　　　　　　　　 の人にも言っている。

　知ったかぶりの評論家や計画屋は遠慮願っ
　て、自分達でやりながら考える。今のとこ
　ろこれしかないと思います。
　頑張れ！安芸津、商店街！