ワイパー


  「ワイパー」は植物と風の奇跡です。
  夏のあいだ伸びた草が風に吹かれて、
  ゆらゆら揺れてコンクリートなんかに
  跡をつける。
  この跡を路上観察では「ワイパー」と
  呼びます。冬になり、草が枯れても
  ワイパーは残ります。
  写真のワイパーは長さが4m近くある
  立派なもの。このような下向きワイパー
  が普通のものなのです。



  下向きがあるなら上向きもあるはずだ!
  と考えるのが路上観察的思考法でして
  探せばやっぱりあるものなのです。
  こちらはかわいい上向きワイパー三連草




  上向きがあるなら回転もあるはずだ!
  と考えるのが路上観察的思考法でして
  探せばやっぱりあるものなのです。
  水抜きパイプに砂がたまり、草が生え
  こんなワイパーができました。
  よく見かけますが一回転しているのは
  なかなかお目にかかれません。
  



      回転があるなら・・・と考えた訳では
      ないんですが偶然見つけた名品です。
      しかし、ここまでくればこれを超える
      のは難しいかも知れません。
      「未だ発展途上!回転成長ワイパー」





      新着物件です
      お見事!「ワイパーのラインダンス」





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