指導効果(保護者の手記)

 言語発達促進    6年男児の例

  ことば塾に通う前は,次のような状態だった。

 ・ 聞く力が弱く,会話の内容の理解や判断力に欠けた。

 ・ 文の構成力が低く,コミュニケーションに難しいところがある。

  ことば塾に通って,作文に対する抵抗感がなくなった。いろいろな角度からアドバイスをもらい,認めてほめてもらえたので,楽しみながら文を書けるようになったし,文章構成力がついてきたと思う。

  また,集中して聞くことが習慣づいてきているように思う。意識して「聴く」ようになったため,理解力がかなり上がってきている。

思考力・表現力促進   6年男児の例

  ことば塾に通う前は,聞く力が弱く,会話の内容の理解や判断力に欠け,積極的にコミュニケーションを取りにくい状態だった。    ことば塾に通って,言葉を増やし,思考力を高めるトレーニングを受けた。すると,見る見るうちに自信をつけ,積極性が伸びてきた。聴く力が高まり,理解力が高まった。

  担任の先生からは「積極的に挙手するようになってきた。学習が身についてきて,見違えた。本当に頑張っている。」と聞いている。

言語発達促進   3年男児の例

 「聞く力の低下は見られないにもかかわらず,言葉の入り口と出口をつなぐコミュニケーションの中枢に弱りがある。」と言われた。

  ことば塾でトレーニングを受け,聞く力や見る力が向上した。主治医から「2年の夏には薬で学習能力を上げる手助けが必要と考えていたが,今の状態では薬は必要ないだろう。内容もよく分かっている。すごく勉強を頑張っている。」と言われた。

  日々の学習に意欲的に取り組んでいる。

発音の誤りの改善   3年男児の例

  正しく発音できない音があり,言葉を聞き分ける力が十分でなかった。語いが少なく,自分を表現したり,相手の気持ちを汲み取ったりすることが苦手だった。そのため,学校でのコミュニケーションにも課題があった。本当に注意されることばかりで,毎日のように学校から電話があり,子どもを信じられなくなっていた。子どもも自信をなくし,あきらめていたようだ。

  ことば塾に通うと,発音が改善し,語いが増えた。自分の気持ちを表現できるようになり,人とは違う視点で発表もできるようになった。分かることが増え,自信がついてきた。

言語発達促進   4年男児の例

   自閉症スペクトラム,AD/HD。自分の好きなパターンにこだわる,言われていることが分からなかい状態だったが,比較的,言葉による指示がわかるようになった。読書が好きになった。

  【講師から】ソーシャルスキルトレーニング絵カード(編・著 言葉と発達の学習室M,発行 エスコアール)を使い,出来事を作文に表現する活動では,出来事の時系列,場の状況が分かるようになり,登場人物の感情を推し量り,今後の物語の展開の予想ができるようになった。人物の行動やせりふが文脈からそれることがなくなり,自力でより良い文章に直すことができるようになった。集中して学習できるようになった。

思考力・表現力促進   6年男児の例

  AD/HD。小4の時,他県から転入。それまではことばの教室に通級していたが,広島ではことばの教室に通級するためのハードルが高く,ことば塾に通うことにした。
   興味をそそる教材で指導していただき,作文力がつき,ねらいに沿った書き方ができるようになった。担任には,クラスのムードメーカーと言っていただいている。