メンバーの言いたい放題 5



 Dick山中の 音楽と気
 
 音楽への造詣はぜんぜん深くない私ですが、

 何故かPP&Mだけは30年以上聴き続けています。 

 と言うより、PP&M しか聴いていない、アハハ。

 これも、困ったもの。

 よくあきないなあーと思われるかもしれませんが、一度もあきません。

 聴くたびに、ここち良い! 新鮮!

 今日は、この゛ここち良い゛のは何故か? のお話です。


  
私、音楽とは関係なく、30才から『気』の研究を何故か始めまして、

今までの考察では、『気』とは、「エネルギー」であろうと思っています。

大きくは、3つの気がありまして、天・地・人

ハイ、あのマージャンに出てくるテンホー、チーホー、レンホーがそれです。

天の気は、そのまま天気予報の天の気で、地球のエネルギー状態を表します。

地の気は、あまりポピュラーではないのですが、土地、つまりジベタの気です。

風水でよく言われる気の良い強い場所が好まれます。

そして、人の気、一人一人が体内に気の循環系を持っていまして、

小周天、大周天などと言います。

東洋医学では、気が回って体内の水と血を回すと考えられ、

気がとどこおると「気が病う」と言って水と血の流出が悪くなり、「病気」を引き起こします。

カゼは、病気ではなくて体調が変だよ! と言って、警告しているわけです。

したがって、特効薬はなく安静が一番なわけです。

あいさつの『お元気ですか?』 は、

「あなたは、もともとの正常なエネルギー状態ですか?」 という問いなのです。

エネルギーですから、mcの2乗で質と量を持ちます。

この質の良いエネルギーをシャワーのように浴びると、

人間は、気持ち良い、ここち良いと感じます。
 
人間は、特に自分よりも質の良い強いエネルギーを本能的に欲しがるわけです。

アクセサリーで、金・銀を身につけたがるのも同じ原理です。

「気が合う仲間」という意味も同じレベルのエネルギー同志ということですネ。



さて、音楽ですが、我々ミュージシャンは自分の気(エネルギー)を音にのせて、

観客にとどけます。

したがって、「気がのらない」状態で演奏しても、聴いている人は感動しないわけです。

「いかに、ハイレベルの強い気を音にこめられるか?」

私は、いつもそう考えて、また願って、ベースを弾いています。

テクニックは、正直言って、もちろんうまくありませんが、

情感をエネルギーをどう表現するかに苦心しています。

PP&Mの曲は、すなおに感動できる歌詞とメロディーとハーモニー、

また、それをささえているギターの高級テクニックでできあがっており、

エネルギーを表現しやすい曲ばかりと思っています。

また、フォークソングは、表現しやすいわかりやすいという点が重要だとも思います。

しかし、PP&Mの曲は、全体としては、高度な大変エネルギッシュな音になっています。

それに加えて、Dickさんのメロディティックなベースは、

4人目のハモル人と言ってもよいくらい他の音にうまく溶け込んで

一体感を出しています。

彼のベースもまた、すばらしい! 

一曲一曲に、彼特有のメロディーを作り出しアクセントにしています。

かくれた作曲家ですネ。

3人のハーモニーと2本のギターとそしてベースのアンサンブルを意識して聴いて頂くと、

また違ったPP&Mの楽しみ方になるのではないでしょうか?



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