現在出回っている真空管テレビの大半が上記のフューズがとぶ状態とこのラスタが出ない状態だと言っても良いほど多い症状です ブラウン管回路、高圧回路、水平回路、水平偏向出力回路、水平発振回路 AFCなどの故障ですが 販売からの経過年数を考えると また今まで何台かのテレビを修理してきました経験から白黒の真空管テレビに使われているコンデンサーはマイカ、セラミックコンデンサ以外のコンデンサは全て寿命を終え劣化、損傷しており正常な物はありません そう判断して間違えないと思います(コロンビア製のテレビに使われているような一部メーカーの物は除く)悩む前に全てを交換するのが一番簡単です
但し全てのコンデンサを交換したからと言ってもコンデンサ以外にも抵抗の断線や、トランス、コイルの断線などその他の不良箇所も多々ある事は確かですから コンデンサを交換しそこから色々と症状を詰めていくのが古いレテビを修理する近道だと考えています
輝度調節のつまみを一杯に回す、高圧のキャップが外れている、ブラウン管ソケットのゆるみや接触不良、真空管(ブラウン管、高圧整流管、ダンパ管、水平出力管、水平発振管、AFC管)の劣化やヒーターのショートなど状態は様々です
■真空管ヒーターの断線のチェック■
トランスレスの場合真空管を全てチェックするのは結構な手間です テスタで調べるのが一般的ですが 機種によっては 簡単にチェックできるチェックポイントがあります

チェックポイントがあればヒーターの断線の発見は容易です
■高圧が出ているかのチェック方法■
この作業はとても危険が伴います 自己責任でお願い致します。大変危険な作業です 使用するドライバーは必ずグリップがプラスティックなどの絶縁性の良い物を使ってください
高圧整流管のプレートに絶縁の良いドライバーを近づけた時円弧状に青紫で1cm弱のスパークがとべば正常です 高圧整流管のプレートにスパークがとぶのにブラウン管に高圧が加わらない場合は高圧整流管(例えば1X2Bなど)のフィラメント、フィラメント電圧調整用抵抗の断線です アーノードキャップに絶縁の良いドライバーを近づけ直線的に1cm弱のスパークがとべば正常です 高圧回路が正常であれば画面に状態はどうであれラスタが出るはずです。
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