今回は、10月12日、13日に我が家でよく行く“せらにし青少年旅行村”で行なわれた「クラフトフェスタ2002」でのお話です。
私のお店でも展示しております友人であり陶芸作家のH氏が音頭をとり、毎年秋に開催しておりますクラフトフェスタですが、今年で5回目となり回を重ねるごとに出展者も増えバザー会場なども色々なお店が開かれて賑やかに開催されており、毎回我が家もお手伝い?と称してH氏の所に出向いているのです。
(本当は遊んでいる…?)

私は夏の暑い間のキャンプは苦手で、これから寒くなって人が少なくなってくると「キャンプ行きたいな〜」となるのでした。
そういうことで、今回もキャンプを兼ねて久々にトレーラーを引っ張ってせらにしへと走らせたのです。(何ヶ月ぶりじゃろ?)
クラフトフェスタの会場はキャンプ場の中にある芝生広場を中心に、周りに点在するケビンが各作家さんの展示場になっており、のんびりと場内を散策しながら各作家さんの作品を見て回れるようになっています。
ただH氏のケビンは前庭?が広いのでそこにテントを張り作品の展示場にし、ケビンの中や横のテントは宴会場?としてセッティングしたのです…(他の作家さんは真面目に?ケビンの中を展示場にしている)

その日はお客さんが来られる時間までにトレーラーを入れておかないといけないので、朝早い時間に出発し、行くルートも今までとは違う道で行きました。
その道は途中狭い箇所があるので長い間通らなかったのですが、朝早い時間なので通る車も少ないだろうと思いこちらの道に入ったのですが、ナントいつの間にか広い道路になっているのにビックリでした。(今までのルートと比べると20分位早かった)
朝の8時頃にせらにしへ到着し、トレーラーをケビンのサイトに入れるのですが、微妙〜な所に松の木とケビンの庇があり(~_~;)、それをかわすと岩が出ており下回りをヒットしそうなありさまで(誰や〜こんな所選んだのは〜)周りで見ている人たちにとってはワクワクもの?の見せ場になったのでした… トホホホ
もちろん後ろを誰かに見てもらわないと不安なので、妻に誘導してもらいながら(オーライ、オーライと言うだけ…?)みなさんの期待にはお答えせず?無事に奥へ入れ、久々のキャンプ気分を味わう為の(ビールを飲む)準備を速攻で整えるのでした…!

今まではオートキャンプ場を利用していましたが、今回は新しくできた大きなケビンで、10名位でもゆったりと宿泊できる広さがあります。
中には台所や風呂もありエアコン付きなので寒い時期でも快適に過ごせるし、2〜3家族でワイワイするのにちょうどイイですから行ってみてはいかが?
このケビンの前には池がありH氏と「なかなか い〜じゃあない!」と、さっきまで「邪魔な松の木を切れ〜、岩を掘り起こせ〜わりゃ〜」と文句言っていた事はすっかり忘れて?池にいるアヒルに餌を投げてやるのでした。
(しかし、あとで悲惨なことが待ち受けてるとも知らずに…)

その日はお陰でお天気もよく出展準備も整い、10時頃からボツボツお客さんも入って来られるようになり、だんだんと賑やかになり始めて「さー商売、商売!」と気合を入れる頃にはすでに私もH氏も宴会テントでビールを飲み始め、妻達の冷たい視線をビシビシと受けるのでした… (いつもの事)
ナント今回は本職の料理人(N板長)が助っ人として来てくれ、これから二日間我々の酒の肴関係及び食事事情はいっきにグレードアップを図ることができ、引き受けてくれたN板長に二人で「もう最高〜 N板長大好き〜!」と叫ばずにはおられないのでした… (またもや冷たい視線が)
今回のメンバーはH氏の家族と彼が主催している陶芸教室の講師ふたり(志保ちゃん、愛ちゃん)に我が家の10名なのですが、このくらいの人数の料理になるとプロの出番で、初日のお昼は“手打ちうどん”をそこで打つ!という我がキャンプ史上始まって以来のレシピで、その打ち立てのうどんの熱いヤツを愛ちゃん作のうつわで「フーフー」言いながら食べると「あ〜もう〜何もいらんけんね〜 もう何も言わんけんね〜 とにかく旨い!!」とずるずる… 「何も言わんといいながら色々言うね〜」と指摘されながらもおかわりしたのでした。 (それにしても旨かった)
こんな調子で食いすぎに飲み続けの二日間?だったので帰って体脂肪を計ると「ガガーン!」戻っとる… はああぁ
でも、気持ちの良いロケーションの中で美味しい料理を死ぬ程?色々食べさせてもらうことができて感謝しています。 「N板長ありがとう!」

しかしイイことばかりじゃあなく?その夜の出来事で、夜中に寝苦しさで目覚めたら外がやけに賑やか… 何??? 「グワグワグワ…」 何??? 「グワグワグワ…
分かった〜 あのアヒル達じゃあ〜 「グワグワグワ…」 くそー 泣き声が耳について離れん! 周りが静かなだけによけいうるさい! そういえば前の日もそこに泊まった志保ちゃんが「夜中にアヒルが泣いとった」と言ってたような気が…?
   長〜い、長〜い夜でした… はぁ〜
翌朝起きてみると、なるほど池のそばにアヒル小屋があり夜の間はその中に入れておくようで、酔っていた昨夜はすぐ寝て気が付かなかったのです。
もちろん復讐心に燃える私は小屋を揺すって中をパニックにしてやったのでした…
ウソですよ!
とにかくお天気に恵まれて楽しい二日間を過ごすことができました。
しかも、娘たちは釣り大会に出て2位になり大きなステンレスボトルをゲットしたり、沢山の友人達も訪ねて来てくれ、Kさん家族などは「差し入れよ〜飲んで〜」と沢山のビールやジュースを持って来て下さったのです
もちろんビールは完飲?しました。 「ありがとうございます チ○さん」
来年はみなさんも来てみてはいかが?