今回は6月24日に鳥取県三朝温泉・三朝町総合スポーツセンターで開催された
「第23回ラジウムカップエアロビック選手権大会」のお話です。
この大会はジャパンサーキットツアー第2戦でもあり、私がエントリーするフライト部門の中国・四国大会代表を選出する地区予選なのです。
この大会で上位5位以内に入賞すると12月24日(クリスマスじゃんか〜)に尼崎市で開催される全国大会に出場できるので激しい大会になりそうな予感?
今回もいつもの相棒?Mちゃん、イントラK君、撮影隊長&チーム監督の妻に私の4名で三朝温泉?に乗り込みます。
大会開催日が土曜日なので金曜日の夜から車で出発することにしたのですが、到着が夜中になるので今回はキャンピングトレーラーを牽引して行くことにし、体育館の方には前もって許可を貰っているのでそのまま駐車場で車中泊できるので安心です。
いったいどんな道中になることやら…

出発前には晩御飯も食べ風呂にも入り?到着したらすぐに寝られる体制を整えてMちゃん、K君を待ちます。もちろん彼らもいつでも寝られる体制?にして我が家にやって来ました。「さあ安全運転で行くぞ〜」
8時半に出発し、途中のスーパーで買出しを済ませてからR54を北上し、三次ICから中国道に入り、岡山県・院庄ICまでトイレ休憩を入れながらノンビリと走ります。(真っ暗で何も見えないけど…笑)
院庄からはR179を倉吉市方面に走るのですが、道はとっても良くて行きかう車もほとんど無く昔は難所だった?人形峠も長いトンネを出るとそこは鳥取県でした。
そこから三朝町まではもうあとわずかで、しばらく行くと三朝温泉右折って標識があったような気がした…? ハイ、通り過ぎたようでユーターン(笑)
あとは標識を頼りに温泉街手前にある総合スポーツセンター駐車場に無事到着です。
時計を見ると12時半で、もちろん誰もいなくて真っ暗だ〜(当たり前?)
一番奥に駐車し揺れ止めジャッキを出したら準備OKです。
何の準備OKかというともちろんビールでカンパイですよ。木曜日は休肝日だったので真夜中にもかかわらずシミジミとうまいビールを飲むことができました。
外はとても涼しく快適でカエルの鳴き声がうるさいけどあっと言う間に眠りについたようです(笑)
翌朝7時頃にはぼつぼつ車も入り始め受付開始の8時半には駐車場も一杯なり、昨日までの天気もウソのように晴れ上がり、暑い?熱い?激戦の一日になりそうです。
その頃にはスポーツクラブ某FのスタッフKくんも眠そうな顔をしてやって来ました。
一睡もせず走って来たそうで若いの〜と関心したけど帰りが大変だったのです…??
とにかく我々も受付を済ませ中に入ったのですがフロアーはすでに一杯でアップを始めているぞ〜 しかもここは空調(クーラー)が無いそうで外の暑さと選手の熱気でムンムンしてる…大変だ〜
観客席に荷物を置きゼッケンを付けるといよいよ開会式の始まりです。
床にゼッケン番号を書いたシールが貼ってあるのでそこに行くと、なんと隣は前回のサンチェリーカップで優勝した福山のTさんじゃない。もちろん再会を喜び?お互いに頑張りましょう!とシニアーズ?は友情を深めたのでした(笑)
今回の大会は後援企業が山陰放送で後日テレビ放送もあるそうでテレビカメラも沢山入っておりイヤがうえでも緊張感が高まっていくのですが後でハプニングが起きるとは…
開会式が終わるとすぐに第1ラウンドの始まりで、リードは野村健一郎さんと奥田陽子さんです。
この人数の中から決勝に進めるのは10名なのでとにかく思いっきりアピールしなきゃ審査委員の目に留まらないもんね。だから最初から全力でルーティーンをこなしていくのだけど、とにかく暑い! 約30分間のラウンドだけど後半はもう汗まみれで滑らないように気をつけながらルーティーンを繰り返すのですが、テレビカメラが前に来ると不思議に元気になって?離れるとヘロヘロになり?審査委員が近づくととたんに笑顔一杯になるのでした…(笑)
そんな予選もなんとか無事に終わり会場内の熱気もそれはそれは凄いことになっていて、ゼイゼイハアハアと息が静まるまでしばらくかかってしまうほどでした。
私のポジションは出入り口の近くでまだ風があったけどKくんコンビは後ろの方で完璧に閉ざされた空間でサウナ状態だったそうです(笑)
その後しばらくはユースシングルや一般シングルの予選がありフライト部門決勝進出者の発表と決勝は午後の部になるのでゆっくり休憩ができます。
朝は緊張のせいか?あまり食欲は無かったけどとりあえず予選が終わってしまうと腹が減るのは誰も同じとみえ皆でチョッと早い昼ごはんを食べ決勝に備えるのだけど、なんとか全員残ることができますように。
(決勝は男子10名/女子20名/マスターズ10名)
午後の部も予定通りに始まりいよいよ決勝進出者の発表です…
イントラK君、スタッフK君は呼ばれました。次の熾烈な女子部門のMちゃんは残念ながらダメでした…(涙)
そして次はマスターズですが、ゼッケン302呼ばれました〜ヤレヤレ
でも な、なんと隣のTさんはダメだったようです…(あれだけの実力者なのに)
とにかく気を引き締めて決勝に向け雑念を振り払って集中するところですが、またまた知り合いに出会ってヤアヤアなんて言ってるうちに決勝ステージの始まりです。
5名ずつステージに上がり2回ルーティーンを繰り返すのですが、今回は一番端っこなので審査委員にアピールできるよう思いっきり弾けなきゃいけんぞ〜 もちろん笑顔もね(笑)
気合を入れて上がるステージだけどこれがまた気持ち良くて「やるぞ〜」って感じですが、毎回力みすぎて動きが硬くなってしまうのでとにかくリラックスして少しでも余分な力は抜いてやったつもりだけど、またまた途中で一ヶ所コリオをすっ飛ばしてしまったのでした…トホホホ まあいつものことだけどコレが私の今後の課題だな〜
それでも無事に決勝を終えることができて一安心ってところです。
その後もしばらくは他の部門の演技が続き、ユースの演技がすべて終わったところで一旦、ユースの大会代表の発表と表彰を先に行い子供達は早目の終了です。(最後まで一緒だと遅くなるもんな〜)
まだまだ一般の演技はこれからなのですが休憩中にハプニング?が起きたのです。
司会者が「これからスポンサー特別賞の発表を行いますので男女各1名は呼ばれたらステージにあがって下さい」とのことで聞いているといきなりゼッケンと名前を呼ばれ気が付いたらステージに立ってる(笑) もうひとりは女の子が選ばれそれぞれ賞品の腕時計(G-Shock)を貰ったのです。わ〜い!
本当に良い記念になりました。「ありがとうございます」
ちょうどその頃予選結果も張り出され見に行くと、な、なんと予選2位だ〜
内心喜んだのは言うまでもありません…(笑)
その後もシングル部門やグループ部門の演技が続き、すべての演技が終わり集計が出るまでしばらく休憩となり、いよいよ結果発表と表彰式です。
予選は良かったけど決勝は途中すっ飛ばしたからな〜悔やまれるな〜と思っても後の祭りで、とにかく5位以内に入れますように!と願ううちに発表です。
まずは一般男女フライト部門から発表がありイントラK君(4位)とスタッフK君(2位)は入賞しました。(パチパチ)
そしていよいよマスターズですが1人目違う…2人目…3人目…4人目…5人目ゼッケン302番 わぉ〜呼ばれた〜もしかしてダメかも?って思った瞬間だったので嬉しかったな〜 勢い良くステージに駆け上がり先に呼ばれたみなさん全員とタッチしたのは感激でした。
他は男女シングル部門とグループ部門の入賞者の発表があり表彰後は全員で記念撮影して第1部の終了です。
この後第2部が始まりチームパフォーマンス、エンジョイ部門、スポレクリハーサル発表会、エキビジョンなどの演技があったのですが、疲れ果てた我々は早々にキャンピングカーに戻りチーム会議して?結局今夜もここに泊まることにしました。
せっかくなので体育館の風呂に入り(なんと浴槽がある)汗を流して体育館の職員さんに教えてもらった温泉街にある居酒屋に突撃したのです。
とても感じの良い店で美味しい料理と冷たい生ビールでカンパイしたのは言うまでもありません。
ただ残念ながらイントラK君は奥さんから「帰っておいでよっ!」と電話で言わたらしくビールの代わりにご飯を腹一杯お替りし、私達より一足先に帰って行ったのでした。
8時過ぎには駐車場に帰ったのですが駐車場はまったく空っぽで我が家のキャンピングカーだけがポツンとある状態でウソのようでした。
もちろん9時前には寝てしまいました。「みんなお疲れさん」
夜中に雨が降り始めた音で目が覚めただけでぐっすりと眠ることができ、朝食を食べてからノンビリと家路に着きました。
後で聞いたところスタッフK君は帰り道で居眠り運転してしまい側溝にハマって車を壊したそうでかなりの痛い出費だったそうです。ただ他の車を巻き添えにしたりケガをしなかっただけでも不幸中の幸いだよね。
私もその日に帰っていたらけっこう辛かったかも…
キャンピングカーも久々の出動で快適に過ごすことができ体も楽だったので牽引して行って正解でした。こうなるとまたキャンプに行きたくなるんだよな〜(笑)

今回も入賞することができ結果は順位の入れ替わりがあったけど3位でした。
全国大会にも行ける事になり、ますます頑張って練習しなきゃいけないけど楽しむ気持ちも忘れずにやらなきゃね。
いつも色々と指導して下さるM先生には感謝の気持ちで一杯です。
そしていつも応援してくれる妻や家族にも 「ありがとう」
次はH2Oカップに出るよ(笑)