今回は12月2日に岡山県の岡山市総合文化体育館で開催された「2007 スズキカルタス東中国CUP エアロビック フェスティバル」のお話です。
参加メンバーはM先生、元イントラK君、相棒のMちゃん、Tさん、Rちゃん、応援隊長Mさんに私の7名です。
Tさんは大会初出場ということでウエアーも誂え、彼の車(1BOX)で行く事になった為?急遽HDDナビまで搭載したので大出費だったのです…(でもせっかくナビがあったのに??)
 当日は朝7時半に某スポーツクラブ駐車場に集合し、途中でMちゃんとK君を拾い山陽道・広島東ICから岡山へと向かいました。
通勤割引時間帯だったのでいつものように?笠岡ICで一旦降りてUターンし、しっかり半額にしておきました(笑)
途中休憩しながら早島ICまで走り、そこからはR2を岡山市内方面に向うのですが、昨年はバイパスを降りなきゃいけないところを行き過ぎてしまいかなり大回りしたのです。
でも今回はTさん自慢の最新ナビがあるので大船に乗ったつもりでいた?のですが… 「あれっ今の所を左じゃなかったの?」と思ったけどナビは沈黙状態… で、結局昨年同様かなり大回りしたのでした(笑)
とにかく無事会場に到着し館内に入ると沢山の選手も来ており、すでに第1部のキッズパフォーマンス部門は始まっているので気分もいつの間にか大会モードになっていくのでした。
先に受付を済ませゼッケンを貰いエントリーリストを見ると、私の出るフライトマスターズ部門は40数名がエントリーしており、男子フライト部門は30名弱、女子フライト部門はなんと85名!その激戦区で戦う?MちゃんとRちゃんは大変だ〜
会場の端に荷物を置きいつものようにマットを広げアップ開始ですが、だんだんと緊張感も高まっていきます。
会場内を見渡すといつも色々とお世話になっているA.C.KURASHIKIのTさん達もおられたので久々の再会を喜び合ったのでした。
11時30分より開会式です。今回の競技リーダーは菊池貴美子さんと市川直生さんのお二人ですがどんなリードをされるのか楽しみです。(昨年は奥田陽子さんで怖かった?)
今大会は主催者が山陽放送さんなのでテレビカメラも入っているのでますます緊張感も高まっていく中、いよいよ予選第1ラウンドの始まりです。
予選は男子シングル部門、女子シングル部門、マスターズフライト部門、男子フライト部門、女子フライト部門で並び、私はゼッケン236で前より5、6列目の真ん中あたりなのでリードの方が見えやすいのでラッキーでした。
大会初のTさんはひとつ隣で固まっているようです(笑)
最初は音無しでルーティンの確認からですが、すでに審査は始まっているのでいつもの笑顔作戦開始です。
でも音楽が始まると作戦なんて関係無しで?楽しいのですよ!初めはどうしても動きが硬くてぎこちないのですが、だんだんとルーティンに慣れてくると体のすべてを使って動くように意識しています。
(出来んけど…涙)
菊池さんのリードは笑顔一杯でこっちまでメチャ楽しくなってきます。
(もちろん怖いのも?好きですけど…笑)
30分間のラウンドですが最後はかなりキツイけどそれはみな同じなんだからと気合を入れて繰り返していくのですが、終わった時はハアハア状態がしばらく続くのでした…「お疲れさま!」
M先生はいつものように予選の動きをチェックして下さりそれぞれ皆にアドバイスをしてくれるのでとってもありがたいのです。
その後はしばらく休憩があり午後からはシングル部門から第2ラウンドが始まります。
さすがにテレビ局だけあってアナウンサーの方が進行され上手いし(当たり前?)時間もスケジュール通りに進行していくので感心です。
シングル第2ラウンド終了後にいよいよフライト部門決勝進出者の発表です。
男子フライト部門10名、女子20名、マスターズ10名が次の決勝ステージに上がれるのですが呼ばれることが出来るかな…?
ドキドキの発表は男子からでK君は決勝に上がり、続いて女子はMちゃんが激戦を勝ち抜き、最後に私も決勝に上がることが出来ました。 よ〜し頑張るぞ!
決勝進出者はすぐにステージに上がり挨拶し、ステージ横の控えで出番を待ちますがやはりこの時が一番緊張するんですよ。でも今回はK君やMちゃんも一緒なのでお互いに健闘を祈りつつ男子のK君からステージに上がっていきました。
前回彼は車酔いにもめげず?準優勝したのですが、今回は練習不足とは言いながらとっても落ち着いて演技してます。でも後ろに下がるときにこけそうになったけど…(笑)
5名づつがステージで演技するのですが男子2組の次は女子4組です。
Mちゃんも出番の前は硬くなっているようなので、しっかりリラックスしてやるようにとアドバイスしましたが、ステージに上がった彼女は最高の笑顔で最後までしっかりと楽しんだようです。
さて次はいよいよ私の番です。最後なので緊張しまくっていたら女子の終わった方が「頑張ってくださいね〜応援していますから」と声を掛けて下さり最高の気分で?ステージへと上がったのでした。
ステージ上はいつもよりスポットライトが眩しくカメラも真正面にあるので後ずさりしてしまいそうなのをこらえ大きく深呼吸して演技開始です。
やってる時は夢中で何も考えていないのですがとにかくステージでやるのは最高の気分で気持ちが良いのですよ!
前列で1回やり前後入れ替わってもう1回やるのですが最後の決めポーズまではあっと言う間のような気がします。
でもステージを降りてもしばらくはハアハア言うばかりですけどね…
終わってしまうと気が抜けるのもいつものことで、すぐに汗まみれのウエアーを脱いでシャワーを浴びて着替えておきます。
決勝の前はぜんぜん空腹感など無いのですが終わったとたん腹ペコ?なのはそれだけ緊張してるのだろうな〜
次はシングル部門の決勝、トリオ部門、キッズチーム部門とあるので遅い昼ごはんを食べながらの観戦です。
トリオ部門の演技は来年のチーム演技にパクれるのはないかと見るのですが、皆さんがあまりにも高度な演技の為?即座に諦めました(笑) しかし凄いな!
キッズ部門の子供たちも凄く練習しているんだろうな〜と感心ばかりです。メチャクチャ体が柔らかいししかも上手い!
そんなこんなで感心しているうちに全種目終了です。
しばらく休憩をはさみいよいよドキドキの結果発表と表彰式です。
ステージ横には大中小のトロフィーがどーんと並んでいますがどれかひとつでもゲットできれば最高なんだけどな…世間はそう甘くない?
とりあえず万が一?呼ばれた時の為にシューズだけは履いておき発表を待ちます。
最初は男子フライト部門からの発表で3位はいきなりK君が呼ばれました〜
普段はゼッタイに見せないような満面の笑顔でステージに上がっていったのです。「よかったな〜」
彼は普段あまりニコニコしない男なのでそんな表情を見るとこっちも嬉しくなってしまいます。
そして次は女子フライト部門ですが残念ながらMちゃんは呼ばれませんでした。
でも3位にはA.C.KURASHIKIのOさんが入りました。「おめでとう!」
昨年は4位で悔しい思いをしただろうから本当に良かったね。
次はいよいよマスターズ部門の発表ですが呼ばれるかどうか…ドキドキ
3位は女性でした〜 続いて準優勝は京都の男性のNさんが呼ばれました。
まさか優勝は無いわな〜と思った時に「優勝はゼッケン236のヒノムラさん」と呼ばれたような気がして?夢か真か?夢なら覚めないで… と思う間も無く気がついたらステージに上がっていました(笑)
正直言って足は震えるわ〜 仲間たちが手を振ってくれるのを見るとウルウルしてくるし…でも最高の気分でした。
もちろん表彰式でもカメラを意識しながら?賞状を受け取り、色々な賞品までいただきとにかく感謝の気持ちで一杯です。
表彰式終了後は優勝者のTVインタビューがあるとの事で、ステージ控えから前の人を見ると最後にポーズしてるけど、もしかしてやるのー?いきなり困ります…と言っても許してくれそうに無いので陰でこっそり練習してる私なのでした…トホホホ
まあインタビューは自分でも何を言ってるのか分からないヘンテコなことばかりしゃべってしまい?後悔の連続なのでした…
あ〜TV放送が怖い(笑)
でも本当に嬉しかったし良い記念になりました。
終了後はすぐ妻に報告しておいたのは言うまでもありません。
審査結果を見ると女子フライト部門のMちゃんは6位でした。あの激戦の中大健闘です。凄いぞ!
私の第1予選は3位通過で、決勝は2位のNさんとは僅差でした。
次のフライト選手権の全国大会にはNさん共に選ばれているので「女性には負けないようにやりましょう!」と再会を約束して私たちも帰路につきました。
もちろん広島に帰ってからいつもの店で打ち上げをやり最高に美味しいビールでカンパイしました!
「みんなありがとう! そしてお疲れさま」

昨年の大会は準優勝であと一歩の思いがあったけど優勝は重みが違うな〜と改めて実感することが出来ました。
こんな結果が残せたのもM先生や応援してくれる仲間や気持ち良く送り出してくれる家族のお陰だと感謝しています。
次は16日に尼崎市で開催されるフライト選手権大会の全国大会に出場します。
昨年は17位でしたので今回はひとつ?いやできればななつ?くらい上がってトップ10入り出来れば奇跡ですけど…でも出場する以上はそんな思いで精一杯やるつもりです。
どんな報告が出来るかな…




2007・スズキカルタス東中国CUP   エアロビックフェスティバル