風の盆に行き、おわらを踊ることが念願でした。ほとんど無理矢理と言う形で同行者二名を誘い
北陸路へ。富山に宿を取って八尾に向かいました。普通は夕方に八尾にくり出すのですが、踊り
方教室が2時からあるという情報があり、間に合うように出かけました。JR高山本線越中八尾
駅から八尾の町までかなり歩くことになります。歩きながら、町の中心が近づくにつれて町の形
が解ってきました。八尾はその名の通り尾根の町でした。飛騨の山から富山に向けた山並の最後
の尾根の上に町があります。山から風が吹き下ろします。この風は富山まで吹き抜けて日本海に
達っします。胡弓の調べと灯籠の灯りと切ない静かな踊りで時間が過ぎていき、夜10時からの
和踊りに加えてもらいました。駅までの長い道を余韻に浸りながら歩きました。翌日は6時起床。
富山のお城周辺を歩きました。印象は?北陸の人は粘り強いというか「これでもかっ!」という
ふうで、なんでも徹底してるな、と感じました。それでは、風の町八尾・富山の町歩き報告です。