4.離乳にむけて

毎日すごいはやさでおとなになろうとしている

▽1998年3月8日撮影

兄弟同士で毛繕い

徐々にだけれど、おとなの食べるものを食べることができる
ちいさな頬袋ぱんぱんにつめこんでいる
やっとここまできたのだ
絶対に生かさなければいけない

※いまひとつハムの見分けがつかない。とりあえず授乳や体重の量を @ABCDEFと記すが、
同一番号のものが同じハムというわけではない。しかしながら、個体の個性らしきものも見えはじめてきている。
なお、授乳量の横にグラム表示があるものは、授乳前に体重測定している。

人工保育6日目(生後13日目)

3月7日

時刻

記 事

温度

06:00 わたしはもうへとへとだった。
亭主殿が早起きして授乳と体重測定をしてくれていた。
かぼちゃを食べさせてみたが、下痢をしていない。
授乳用カテーテルは
4Frを使用。  
子ハムはちゃんとトイレを使うようになっている。
ハム吉の臭いがするのかな?ハム吉ありがとう。
すばやい動きをする子もでてきて、だんだん子ハムらしくなってきた。

<授乳量及び体重>
@1.5ml 13g A1.5ml 14g B1.4ml 16g C1.3ml 15g
D1.3ml 13g E1.4ml 15g F1.5ml 14g

30℃↓
12:00

<授乳量及び体重>
@0.8ml 14g A1.0ml 15g B0.8ml 14g C0.95ml 15g
D0.9ml 15g E1.0ml 15g F1.0ml 15g

@口から食べ物をぽろぽろこぼす
A
もう少し飲めそう
B頬袋がいっぱいになっている
C2回に分けて飲む
D刻みトウモロコシをぽろぽろこぼす。上手に飲む
E上手に飲む

33℃→
18:00

<授乳量及び体重>
@2.0ml 15g A1.0ml 16g B0.7ml 15g C0.7ml 14g
D1.0ml 14g E1.0ml 15g F0.95ml 17g

@もう少し飲めそう
A
最後は少しこぼす
B頬袋のものをぽろぽろこぼすので手加減して飲ませた
C寝起きで飲みが悪い
Dほっぺたにミルクが付着して固まっている。どうやって落とそう?
E柔らかい茶色で美形の子
F腹がちょっと茶色っぽい。頬袋ぱんぱんになっている

33℃→ 
23:00 ねむいわたしにかわり亭主殿が最終の授乳を行う。

<授乳量及び体重>
@1.3ml 15g A1.5ml 15g B0.85ml 14g C1.65ml 16g
D1.7ml 16g E1.5ml 14g F1.4ml 15g 
(番外)フラン もう飲ませる乳があまらないので、粉をなめさせた

※フランとは、喧嘩で後足の指を1本なくした怪我のせいで、体調の悪いジャンガリアンのこと。

33℃→

人工保育7日目(生後14日目)

3月8日

これ以上会社を休めない。
子ハムは移動可能と判断し、子ハムをバスケットに詰めて会社に持っていくことにした。

時刻

記 事

温度

05:30

授乳用 カテーテルは5Frを使用。 それでもかみきりそうである。
<授乳量及び体重>

@1.5ml 16g A1.5ml 15g B0.8ml 14g C0.9ml 15g
D1.5ml 16g E1.7ml 12g F0.6ml 15g

@飲みこぼし多い
A
飲みこぼし少ない。のどが乾いていた様子
B給水器の真下で寝ていた
C寝ていた。授乳が迷惑だというような顔をしている
Dのみこぼしが多い。入っているのは1.5ml中1mlくらいか?
E飲むの上手。もう少しのめたかも
F飲む気なし

33℃→
6:30 子ハムたちをバスケットに入れて移動。ゆっくりゆっくり歩く 30℃↓
7:00 バスの振動で目覚めるがそのうち寝てしまう  
8:30

会社で小さなプラスチック水槽の簡易ハムハウスに移動させる。
環境が変化したせいか、キーキー怒っている子がいる。
保温はカイロによって行う。酸欠にならないように注意する。

 
9:30 温度低すぎる。カイロをもうひとつ追加する。
みんなトイレに入ってびっちり固まっている。(寒い?怖い?)
23℃↓
9:45 あたたかくなって動き始めた 26℃↓
10:30 おなかをすかせている。餌をやるとたかってくる 30℃↓
11:00 ねている 29℃↓
11:30 みんな上を向いて死んだように寝ている
本当に死んだのかと思ってドキドキした
33℃→
12:00 あまりほしがらない。もう離乳すすめたほうがいいのかもしれない
<授乳量>
各々0.5〜1.0ml飲む
25℃↓
13:30 ごそごそしている 33℃→
14:00 寝ている 30℃↓
15:00 がさがさ遊んでいる 30℃↓
18:00 <授乳量>各々0.8ml飲む 33℃→
20:00 車で通勤している同僚に事情を話し、車で動物病院に連れていってもらい、受診する。
ミルクは1日2回に減らして良い。
 あと2〜3日ですべての子が14g越えたら、離乳してもいいのでは
」とのこと。
授乳頻度が下がれば、会社に連れて通わなくて済むので助かる。
あと、ほんとうにもうすこしだ。がんばらなくっちゃ。
22:00 帰宅
餌の食べっぷりがよい。
30℃↓

▽1998年3月8日撮影
ほっぺにごわごわ
可哀想にほっぺたを中心に毛にミルクの脂分が付着し、ごわごわしている
親の代わりにわたしがほっぺをなめてみたが、わたしじゃだめみたいだ


誰がおしえたわけでもないのに、給水器を使うことができる

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